ふとクレジットカードの明細を見て、「あれ? ドスパラから980円引き落とされている……?」と冷や汗をかいた経験はありませんか?
「PCを買ってからもう3年経ったはず。保証期間は終わっているのに、なんでまだ請求が来るんだ?」
その焦り、痛いほどよくわかります。
実は、多くのユーザーが「3年経てばセーフティサービスは自動で解約される」と誤解しています。
残念ながら、ドスパラのシステムはそう設計されていません。放置しておくと、中身の保証が空っぽになった契約に、毎月お金を払い続ける「ゾンビ課金」状態に陥ってしまいます。
3年経過した今こそが、経済的に最も合理的な「損切り」のタイミングです。無駄な固定費を今すぐ止めるために、まずはこのページの情報を確認してください。
【結論】3年経っても勝手には終わらない。放置が生む「ゾンビ課金」の恐怖
まず、最も重要な事実をお伝えします。
ドスパラのセーフティサービスは自動解約されません。
あなたが3年前に契約したのは、月額料金を支払う「サブスクリプション契約」です。一方で、「3年」というのはあくまで、PC本体に対する「物損保証が適用される期間」に過ぎません。
つまり、セーフティサービスという契約自体と、物損保証の期間は連動していないのです。これが、多くの人が陥る「自動で終わるだろう」という誤解の正体です。
この仕様により、加入から3年(または5年)が経過し、物損保証の効力が消滅した後も、あなたが解約手続きをしない限り、契約は自動更新され続けます。
保証という中身がなくなった箱に対して、毎月980円(年間約12,000円)を払い続ける。私はこれを「ゾンビ課金」と呼んでいますが、エンジニアのあなたなら、この状態がいかに非合理的か理解できるはずです。
解約のお申し出がない限り、会員資格はご加入日より1ヶ月ごとの自動更新となります。
出典: ドスパラ セーフティサービス規約(月額版) – 株式会社サードウェーブ
デッドラインは「毎月10日」。1日遅れで1,000円損する仕組み
「わかった、じゃあ今すぐ解約しよう」と思ったあなた。ちょっと待ってください。
解約には「10日の壁」という重要なデッドラインが存在します。
ドスパラのセーフティサービス(クレジットカード決済の場合)は、毎月10日が当月解約の締め日となっています。
もしあなたが「11日」に解約手続きをした場合、その解約は「翌月末」の扱いとなります。つまり、1日遅れただけで、翌月分の料金(約1,000円)が確定してしまうのです。これは、毎月10日と翌月課金の間に明確な境界線があることを意味します。
今すぐ手元のスマホで日付を確認してください。もし今日が10日以前なら、まだ間に合います。
FP視点で試算。年間1.2万円の「保険」は3年落ちPCに必要か?
「でも、パソコン内部清掃サービスが無料になるし、継続したほうが得なんじゃないか?」
そう考える慎重な方もいるでしょう。しかし、FPの視点で数字を叩くと、継続のメリットは薄いと言わざるを得ません。
まず、PCの資産価値と月額980円のバランスを見てみましょう。
3年前に20万円で購入したゲーミングPCも、減価償却やパーツの進化により、現在の市場価値(資産価値)は半値以下の10万円を切っているケースがほとんどです。
価値が下がった資産に対して、年間11,760円もの保険料(しかも物損保証は切れている)を払うのは、保険の考え方として割に合いません。
また、継続特典の代表格である「内部清掃無料サービス」ですが、これには「送料自己負担」というトレードオフが存在します。
PCを配送センターに送る送料(往復で3,000円〜4,000円程度)はユーザー持ちです。年に数千円のコストと、PCを梱包して送る手間をかけるなら、エアダスターを買って自分で掃除する方が、エンジニアとしては合理的ではないでしょうか。
【3分で完了】スマホでOK!損しないための最短解約手順
それでは、実際に解約手続きを進めましょう。
PCサイトから探すと少し分かりにくいですが、スマホからでも以下の手順で完了できます。
- ドスパラ会員ページ(マイページ)へログイン
メールアドレスとパスワードを用意してください。 - 「登録情報の確認・変更」メニューを選択
メニュー内の「セーフティサービス解約」等の項目を探します。 - 解約フォームへの入力
解約理由を聞かれますが、「保証期間満了のため」等を選択すればスムーズです。 - 最終確認
「ポイントがなくなりますが本当によろしいですか?」といった引き止め画面が出ますが、無料会員としてのドスパラポイントは残るので、恐れずに進んでください。
よくある質問(解約違約金やポイントについて)
最後に、解約直前によくある疑問を解消しておきます。
Q. 3年経っていますが、解約違約金はかかりませんか?
A. かかりません。違約金(事務手数料)が発生するのは加入から12ヶ月以内の解約のみです。3年(36ヶ月)経過しているあなたは、いつ解約しても0円です。
Q. 貯まったドスパラポイントは消えますか?
A. 消えません。セーフティサービスを解約しても、ドスパラの無料会員資格は残ります。これまで貯めたポイントはそのまま次回のお買い物に使えますので安心してください。
Q. 月の途中で解約したら、日割りで返金されますか?
A. 残念ながら、日割り計算はありません。1日に解約しても10日に解約しても、その月の料金は満額かかります。だからこそ、翌月分が発生しないよう「10日までに」手続きすることが重要なのです。
その980円を次のPC投資へ。賢いユーザーの「出口戦略」
「3年経っても終わらない」という事実は、一見不親切に思えるかもしれません。
しかし、これは逆に言えば「自分で判断して終わらせる自由がある」ということです。
物損保証という役目を終えたサービスに、漫然とお金を払い続けるのは今日で終わりにしましょう。
年間12,000円浮けば、新しいSSDを増設してPCを延命させることも、あるいは数年後の買い替え資金としてNISAで運用することも可能です。
情に流されず、規約と数字に基づいて最適な判断を下す。それこそが、賢いユーザーの「出口戦略」です。
さあ、今すぐカレンダーを確認してください。今日は10日前ですか?
もしそうなら、今この瞬間が、あなたにとってのベストな解約タイミングです。
