ドスパラ修理「返ってこない」の正体。2週間連絡なしの時に見るべき隠れステータス

愛用のPCが起動しなくなり、藁にもすがる思いでドスパラの引取修理に出したあの日。「到着しました」という事務的なメールを受け取ってから、もう2週間が経ちました。

仕事のデータも、楽しみにしていたゲームも、全てあの箱の中。それなのに、待てど暮らせど進捗の連絡は来ない。サポートセンターの電話はずっと話し中。「もしかして、紛失されたんじゃないか?」「忘れられているんじゃないか?」そんな疑心暗鬼と、仕事が滞る焦りで、胃が痛くなるような日々を過ごしていませんか?

あなたのPCは、決して忘れられているわけではありません。

実は、ドスパラには他社とは異なる「発送連絡をしない」という独自の仕様が存在します。そして、「返ってこない」と悩む人の多くが、ある「たった一通のメール」を見落としていることで、自ら修理を止めてしまっているケースが非常に多いのです。

この記事では、サポートに怒鳴り込んで余計なエネルギーを使うことなく、Web上で一発で現状を把握し、必要なアクションを取ってPCを最短で取り戻すための「確実な手順」を伝授します。


なぜ連絡がこない?ドスパラ独自の「発送連絡なし」ルールを知ろう

まず、あなたの「無視されているかもしれない」という最大の不安を解消しましょう。結論から言えば、ドスパラからの連絡がないことは、必ずしも異常事態ではありません。

ドスパラ(サードウェーブ)の公式サポートページには、以下のように明記されています。

修理完了後は速やかに発送させていただいておりますので、ご連絡等は行なっていません。

出典: よくあるご質問(FAQ) – サードウェーブ – 2026年1月確認

驚かれるかもしれませんが、これが「発送連絡なし」というドスパラの仕様です。
一般的な通販や他メーカーの修理では「発送しました」というメールが来るのが常識ですが、ドスパラの修理フローでは、完了したら即座に出荷ラインに回され、連絡なしに佐川急便がピンポンを鳴らすことが日常茶飯事です。

つまり、今この瞬間も、あなたのPCは修理を終えてトラックに揺られている可能性があります。「連絡がない=まだ修理中」とは限らないのです。この事実を知っているだけで、少し心が軽くなりませんか?

しかし、もし2週間以上経過しても届かないのであれば、何らかの理由でプロセスが止まっている可能性が高いです。次章でその原因を突き止めましょう。

これが原因かも!修理が止まってしまう「2つの落とし穴」

「発送連絡なし」の仕様を知ってもなお、PCが戻ってこない場合、疑うべきは「修理遅延」です。そして、その原因の多くは、実はユーザー側の見落としにあります。ここでは、修理がストップしてしまう2大要因を解説します。

1. 【最重要】見積もり承諾メールの「見落とし」

これが最も多いケースです。有償修理になる場合、ドスパラは必ずユーザーに「修理金額」と「作業内容」を記載した見積もりメールを送ります。そして、ここが重要なのですが、ユーザーがそのメールに返信(承諾)しない限り、修理作業は1ミリも進みません。

この重要な見積もり承諾メールが、迷惑メールフォルダに自動で振り分けられ、気づかないまま1週間、2週間と過ぎていく……。これが「返ってこない」の正体であるケースが後を絶ちません。

2. 「再現せず」による検証の長期化

もう一つの原因は、申告した症状(例:時々電源が落ちる)が、修理センターの環境で再現しない場合です。この場合、再現検証のためにPCを長時間稼働させる必要があり、通常よりも日数がかかります。この検証期間中も、確定的なことが言えないため、途中経過の連絡は来ないことが一般的です。

今すぐ確認!「修理状況照会ページ」の正しい見方とステータスの意味

では、自分のPCが「発送済み」なのか、「見積もり待ち」なのか、それとも「検証中」なのか。それを電話せずに確認する唯一にして確実な方法が、「修理状況照会ページ」です。

電話で問い合わせても、オペレーターが確認するのは結局このデータベースの情報です。自分で見たほうが早く、確実です。

確認手順

  1. 修理申し込み時の控えメールを準備する。
  2. サードウェーブ 修理状況照会ページにアクセスする。
  3. 「お問い合わせ番号」(※Web受付番号ではないので注意)と電話番号を入力する。

表示されるステータスの意味

  • 見積もり回答待ち: 今すぐメールボックス(迷惑メール含む)を確認し、承諾の返信をしてください! これが原因です。
  • 検証中 / 作業中: 現在進行形で対応中です。「再現検証」に時間がかかっている可能性があります。
  • 発送済み: 既に手元を離れています。数日以内に届くはずです。
ステータスが「作業中」のまま2週間以上動いていない場合のみ、次章の問い合わせを行ってください。なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、単に「部品取り寄せ」で待っているだけの可能性もあるからです。しかし、2週間以上ステータスが変わらないのは明らかに遅延しています。この段階で初めて、こちらからアクションを起こすべきタイミングです。

それでも動かない時は…サポートを確実に動かす「催促メール」の技術

Web照会を確認しても「検証中」のまま動かない、あるいはステータスの意味が不明瞭な場合。ここで初めて、サードウェーブサポートへ問い合わせを行います。

この時、決して電話(ナビダイヤル)を使おうとしてはいけません。繋がりにくいうえに通話料がかかり、感情的になりがちで「言った言わない」のトラブルになりやすいからです。
推奨するのは、Webフォームからの問い合わせです。

担当者が動きやすく、かつ優先度を上げてもらうための「魔法のテンプレート」を用意しました。コピペして使ってください。

件名: 修理状況の確認と納期について(お問い合わせ番号:[番号を入力])

本文:
サードウェーブ サポート担当者様

お世話になっております。[氏名]と申します。

[日付]に修理依頼をしたPC(お問い合わせ番号:[番号])についてご連絡いたしました。

現在、Webの修理状況照会では「[現在のステータス]」となっておりますが、発送から2週間が経過しており、業務に深刻な支障が出始めております。

つきましては、以下の2点について、[明後日の日付]までにメールにてご回答いただけないでしょうか。

  1. 現在の具体的な作業状況(どの工程で止まっているか)
  2. 修理完了および発送の目処(日付)

お忙しいところ恐縮ですが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。

ポイントは、単に「まだですか?」と聞くのではなく、「業務支障(困っている事実)」「回答期限」を明確に伝えることです。これにより、サポート担当者の中であなたの案件の優先順位が上がり、具体的な調査が行われる可能性が高まります。


まとめ:「待つ」のではなく「確認する」。それが早期解決への近道

「ドスパラからPCが返ってこない」
その不安の正体は、多くの場合「発送連絡がない」という仕様か、あるいは「見積もりメールの見落とし」という小さなミスです。

  1. 「連絡がない=無視」ではないと理解する。
  2. 迷惑メールフォルダで「見積もり」を検索する。
  3. 「修理状況照会ページ」で真のステータスを確認する。

この3ステップを踏むだけで、あなたのPCが今どこにあり、何で止まっているのかが手に取るように分かります。
感情的に怒るエネルギーを、この「確認作業」に使ってみてください。それが、愛機を最短で取り戻すための、最も確実な近道です。

さあ、まずはスマホを手に取り、「修理状況照会ページ」を開いてみましょう。あなたのPCは、あなたの承諾を待っているだけかもしれません。

[参考文献リスト]

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