【初心者必見】ドスパラでカスタマイズできない?「標準」で買うのが正解な理由と、唯一触るべき2つの項目

初めてのゲーミングPC購入、ワクワクしながらドスパラの注文画面を開いたものの、ズラリと並ぶ「電源」「ファン」「グリス」といった見慣れない選択肢に圧倒されていませんか?

あるいは、Youtubeで見た「おすすめパーツ」を選ぼうとしたら、「選択できません」とグレーアウトしていて、「これじゃダメなPCが届くんじゃないか?」と焦っているかもしれません。

「標準のままで買って、すぐ壊れたらどうしよう…」「知識がないから、変な構成を買って損をしたくない…」
その不安、痛いほど分かります。安い買い物ではないですし、失敗したくないですよね。

でも安心してください。結論から言えば、初心者は「標準」のまま買うのが一番賢い選択です。

ただし、2つだけ例外があります。ここを見落とすと、買った直後に「容量が足りない!」と後悔することになります。
この記事では、あなたが「絶対に触るべき項目」と「無視していい項目」を明確に仕分けします。

なぜ「カスタマイズできない」のか?それは不自由ではなく「メリット」です

まず、あなたが直面している「カスタマイズできない(選択肢が選べない)」という状況について解説します。
これは決してサイトの不具合や、あなたが買おうとしているPCが「欠陥品」だからではありません。

ドスパラのGALLERIAには、一部のパーツ変更ができないモデルが存在します。その最大の理由は、ドスパラが誇る「即納モデル(翌日出荷)」という仕様制限にあります。

「選べない」ことの本当の意味

通常、BTO(Build To Order)パソコンは、注文が入ってからパーツを組み上げるため、納期が1週間程度かかります。しかし、ドスパラの「即納モデル」は、あらかじめ工場で最もバランスの良い構成で組み立てられ、動作検証まで完了している「完成品」なのです。

つまり、「カスタマイズできない」ということは、「プロがテスト済みの安定した構成が、注文した翌日に届く」という強力なメリットの裏返しなのです。

初心者が下手にパーツをいじってバランスを崩すリスクがなく、初期不良の可能性も極めて低い。
「選べない」ことは、あなたを守るための安全装置だと考えてください。

「電源を変えろ」は10年前の常識。標準構成の真実

次に、多くの初心者が最も不安に感じる「電源ユニット」についてお話しします。
ネット検索をすると、「ドスパラの電源は地雷だ」「標準電源はすぐ壊れるから絶対に変えろ」といった書き込みを見かけることがあります。

はっきり言います。その情報は、10年以上前の古い常識です。

標準電源の正体は「大手メーカー製」

現在のGALLERIAに搭載されている標準電源は、Enhance(エンハンス)などの世界的な大手電源メーカーが製造したOEM製品です。これらは厳格な品質テストをクリアし、電力変換効率の証である「80PLUS Bronze」認証も取得しています。

かつて一部で悪評があった時代とは、品質管理のレベルが全く異なります。
私自身、数多くのGALLERIAを診断してきましたが、標準電源が原因で故障したケースは極めて稀です。

Youtubeや掲示板の「電源警察」のアドバイスは、無視してOKです。なぜなら、彼らの多くはオーバークロックなどを行う上級者視点で語っているからです。普通にゲームを楽しむ用途であれば、ドスパラの標準電源は十分すぎる性能を持っています。無理に1万円高い電源に変えるくらいなら、そのお金で美味しい焼肉を食べに行くか、次に紹介する「本当に必要なパーツ」に回すべきです。

ここだけは触れ!初心者が絶対に変えるべき「2つのパーツ」

「電源もファンもそのままでいい」。では、どこにお金をかけるべきか?
私が毎月50台以上の見積もりを診断する中で、これだけは譲れない「必須カスタマイズ」が2つあります。

それは、「メモリ」と「SSD」です。

1. メモリ:16GB → 32GBへの変更

「ゲームなら16GBで十分」というのも、少し前の常識になりつつあります。
『パルワールド』や『ホグワーツ・レガシー』といった最新の重量級ゲームは、プレイ中にメモリを大量に消費します。これに加えて、裏でDiscordや攻略サイト(ブラウザ)を開いていると、16GBでは容量不足になり、ゲームがカクつく原因になります。

後から増設するのは初心者にはハードルが高いため、注文時に32GBにしておくのが、2026年の鉄則です。

2. SSD:500GB → 1TBへの変更

最近のゲームはとにかく容量が大きいです。1本で100GBを超えるタイトルも珍しくありません。
標準の500GBだと、OSや必須アプリを入れた残りのスペースには、大型ゲームが3〜4本しか入りません。すぐに「空き容量が足りません」という警告に悩まされることになります。
ストレスなく遊びたいなら、1TB(1000GB)へのアップグレードは必須投資です。

触らなくていい項目リスト(断捨離チェックリスト)

最後に、注文画面で迷いやすい項目について、「触らなくていい(標準のままでOK)」リストを作成しました。
このリストにある項目は、一切変更せずに「標準」のまま進んでください。

  • ✅ CPUファン / ケースファン
    • 標準の冷却ファンで十分に冷えるよう設計されています。数千円かけて高性能ファンに変えても、温度は数℃しか変わりません。
  • ✅ CPUグリス
    • 「熱伝導率が高い」と宣伝されていますが、ゲーム用途では体感できるほどの差はありません。標準グリスで十分です。
  • ✅ 光学ドライブ(DVD/Blu-ray)
    • 今のゲームやソフトはダウンロードが基本です。使う機会は年に1回あるかどうか。必要になったら外付け(2,000円程度)を買えばOKです。
  • ✅ オフィスソフト(Word/Excel)
    • 仕事で必須でない限り不要です。レポート作成なら無料のGoogleドキュメントで十分代用できます。2万円以上の節約になります。

よくある質問 (FAQ)

Q. 後から自分でメモリを増設してもいいですか?

A. 可能ですが、初心者にはおすすめしません。
ドスパラはユーザーによるケース開閉や増設を認めていますが、作業中にパーツを破損させたり、相性問題でPCが起動しなくなったりするリスクがあります。特にメモリは相性が出やすいパーツなので、トラブルを避けるなら最初からBTO(注文時)で32GBにしておくのが一番安全です。

Q. 欲しい即納モデルに、メモリ32GBの選択肢がありません。

A. 無理にそのモデルを買わず、最初から32GB搭載のモデルを探しましょう。
「即納」かつ「カスタマイズ不可」のモデルでメモリが足りない場合、自分で増設するしかありませんが、前述のリスクがあります。GALLERIAには多数のモデルがあるので、スペック表を見て最初から「メモリ32GB / SSD 1TB」と記載されている即納モデルを選び直すのが最も賢い方法です。

まとめ:浮いた予算はゲームソフトに使おう

今回のポイントを整理します。

  1. 「カスタマイズできない」=「プロの最適構成(即納)」なので安心していい。
  2. 電源やファンは標準で十分。ネットの古い情報に惑わされない。
  3. 唯一投資すべきは「メモリ32GB」と「SSD 1TB」。これだけは譲らない。

PCを買うことはゴールではありません。あくまでゲームを楽しむための手段です。
過剰なスペックや不要なオプションにお金をかけるくらいなら、その分を欲しかったゲームソフトや、高画質なモニター、使いやすいマウスに使ってください。そちらの方が、満足度は間違いなく高くなります。

さあ、迷いは消えましたか?
「メモリ」と「SSD」だけチェックしたら、あとは自信を持って購入ボタンを押してください。あなたの最高の相棒が、明日には届きますよ。


[参考文献リスト]

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