「また20代の子がいる……」
婚活を始めて半年ほどたったころ、婚活パーティーに行くたびに、私は同じことを思っていました。受付を済ませた男性の視線が、真っ先に若い女性へ向かう。その光景を見るたびに、「どう頑張っても年齢では勝てない」と落ち込んでいたんです。
正直に言うと、「婚活に20代は来ないで」と思ったこともあります。もちろん本気でそう願っていたわけではありません。でも、それくらい追い詰められていました。
当時の私は33歳。今は、婚活で出会った同い年の男性と結婚を前提にお付き合いしています。振り返って思うのは、変えるべきだったのは年齢でも自分でもなく、「戦う場所」だったということです。
この記事では、20代の女性と比べて苦しくなっていた私が、婚活の場所を変えて気づいたことをまとめます。同じ気持ちを抱えているあなたに、少しでも届けばうれしいです。
この記事でわかること
- 「20代は来ないで」と思ってしまう心理
- 30代の婚活でやりがちな「もったいない」こと
- 戦う場所を変える具体的な方法
- 30代女性ならではの武器と、その伝え方
「30代だからもう遅い」と自分を責め続けた
当時の私は、婚活がうまくいかない理由を、すべて年齢のせいにしていました。
- 「もっと早く始めていれば……」
- 「30代になった時点で不利なんだ……」
- 「若い子には勝てない」
そんなことばかり考えて、自信はどんどんなくなっていきました。自信がないと、表情も暗くなり、会話にも積極的になれない。そうすると、ますますうまくいかない。今思えば、完全な悪循環でした。
そして、その考え方こそが、一番もったいなかったと思います。
「20代は来ないで」と思ってしまうのは自然なこと
最初に伝えたいのは、そんなふうに思ってしまう自分を責めなくていいということです。
婚活は、どうしても「比べられる場」です。同じ空間に自分より若い人がいれば、比べてしまうのは自然なこと。しかも、婚活はうまくいかない期間が長くなるほど、心がすり減っていきます。「来ないで」と思ってしまうのは、それだけあなたが真剣に頑張ってきた証拠でもあります。
大切なのは、その気持ちをずっと抱え続けるのではなく、「じゃあ、どうすればいいか」に目を向けることでした。
婚活経験者の一言で考え方が変わった
そんな私に、婚活経験の長い友人がこう言いました。
「その場所で戦う必要ある?」
最初は意味がわかりませんでした。でも話を聞いていくうちに、自分がわざわざ一番不利なフィールドばかり選んでいたことに気づいたんです。
私は自分から20代と戦う場所へ行っていた
私が参加していたのは、20代前半から40代まで幅広く参加できる婚活パーティーでした。当然、20代の女性も多く参加しています。男性の中には若い女性に目が向く人もいる。それは、ある意味自然なことです。
つまり私は、自分から20代と同じ土俵に上がって、年齢で比べられる状況を作っていたんです。それなのに、「30代だからダメなんだ」と思い込んでいました。
| 当時の私 | 変えたあとの私 | |
|---|---|---|
| 婚活の場所 | 年齢制限のない大規模パーティー | 30代中心のイベント、婚活向けアプリ |
| 比べる相手 | 20代の女性 | 同年代の女性(比べることをやめた) |
| 出会う男性 | 若さを重視する人も多い | 価値観や人柄を重視する人が多い |
| 気持ち | 毎回落ち込む | 自分らしくいられる |
活動する場所を変えたら景色が変わった
思い切って、婚活の方法を次のように変えました。
- 婚活向けのマッチングアプリ……自分のペースで使え、プロフィールで人柄や価値観を伝えられる
- 30代中心の婚活サービス……同年代の男性と出会いやすい
- 年齢制限のある婚活イベント……「30代限定」「同年代限定」などのイベントを選ぶ
すると、驚くほど反応が変わりました。もちろん、20代のころのようにたくさんの「いいね」が来るわけではありません。でも、マッチングした相手の真剣度が明らかに違ったんです。
「結婚を前提に考えています」「価値観を大切にしたいです」。そんなメッセージが増えました。数は減っても、中身は何倍も濃くなりました。
30代女性には若さとは違う武器がある
活動を続けるうちに気づいたのは、30代の女性には、20代にはない魅力がたくさんあるということです。
- 落ち着いた会話ができる……相手の話をじっくり聞き、自分の考えも伝えられる。
- 自分の価値観がはっきりしている……どんな家庭を築きたいか、具体的に話せる。
- 仕事や生活が安定している……自立している女性は、パートナーとして安心感がある。
- 人生経験がある……うれしいことも大変なことも経験してきたからこそ、相手に寄り添える。
実際、今のパートナーには「話していて落ち着く」「一緒に将来のことを考えられる」と言ってもらえました。若さでは勝てなくても、若さとは違う部分でちゃんと選ばれるんだと実感しました。
30代女性の武器をプロフィールで伝えるコツ
マッチングアプリのプロフィールでは、次のようなことを意識しました。
- 写真は今の自分を明るく……若く見せようとせず、自然な笑顔の写真を。
- 仕事や趣味を具体的に……どんな毎日を送っているのかが伝わるように。
- どんな家庭を築きたいかを書く……「休日は一緒に料理をしたり、散歩をしたりできる家庭が理想です」など。
- ネガティブな言葉は使わない……「もう30代ですが」などの前置きは不要です。
婚活の場所を選ぶときのチェックポイント
| チェックポイント | 理由 |
|---|---|
| 参加者・利用者の年齢層 | 同年代が多い場所のほうが、年齢で比べられにくい |
| 利用目的(恋活か婚活か) | 結婚を考えている人が多い場所のほうが、話が早い |
| 男性の真剣度 | 有料会員制や審査のあるサービスは、真剣な人が多い傾向 |
| 自分の強みを出せる形式か | 会話が得意ならイベント、文章で伝えたいならアプリ |
よくある質問
Q. 30代からの婚活は遅いですか?
遅くありません。30代で婚活を始める人はたくさんいます。大切なのは、自分に合った場所を選んで活動することです。
Q. 20代の女性と比べて落ち込んでしまいます
比べてしまうのは自然なことです。ただ、同じ土俵で比べられる場所に行かないことで、落ち込む機会を減らすことはできます。同年代中心の場所を選んでみてください。
Q. 年上の男性を狙ったほうがいいですか?
年齢だけで決める必要はありません。同年代の男性とは価値観が合いやすいことも多いので、幅広く目を向けてみるのがおすすめです。
まとめ:変えるべきだったのは「戦う場所」
- 「20代は来ないで」と思ってしまうのは、真剣に頑張ってきた証拠。自分を責めなくていい
- うまくいかなかった原因は年齢ではなく、20代と比べられる場所を選んでいたこと
- 30代中心のイベントや婚活向けアプリに場所を変えたら、出会いの質が変わった
- 30代女性には、落ち着き・価値観・安定・人生経験という武器がある
もし今、婚活がつらいと感じているなら、自分を変える前に、まず「場所」を変えてみてください。あなたの魅力をちゃんと見てくれる人は、きっと別の場所にいます。
