「ゲーミングPCを買いたいけど、グラボ(グラフィックボード)って何を選べばいいかわからない」「RTX 5060TiとRTX 5070ってどう違うの?」と悩んでいませんか?グラフィックボードはゲーミングPCの性能を最も左右する重要なパーツであるにもかかわらず、選択肢が多すぎて混乱してしまう方も多いはずです。
この記事では、グラフィックボードの基本的な選び方から、2025年現在おすすめのモデル、そして用途・予算別に最適なゲーミングPCの選び方まで、初めてゲーミングPCを購入する方にもわかりやすく解説します。記事を読み終えるころには、自分にぴったりのグラボ搭載ゲーミングPCが明確にイメージできるようになるはずです。
この記事でわかること:
- グラフィックボード(グラボ)の基本知識
- 失敗しないグラボの選び方(解像度・用途・VRAM・予算)
- 2025年おすすめグラボモデル5選と比較表
- ドスパラ「GALLERIA」の各グラボ搭載モデルの特徴
- グラボに関するよくある疑問(FAQ)
グラフィックボード(グラボ)とは?ゲーミングPCになぜ必要なのか
グラフィックボード(グラボ)は、PCの映像処理を専門に担うパーツです。正式名称はグラフィックカードまたはビデオカードとも呼ばれ、GPU(Graphics Processing Unit)という専用チップを搭載しています。3DゲームやVR、高解像度動画など、複雑な映像を美しく・なめらかに描画するために必要不可欠な存在です。
通常のPCに内蔵されているグラフィック機能(統合GPU)は、ビジネス用途や動画再生程度なら十分ですが、最新の3Dゲームを快適にプレイするには全く力不足です。ゲーミングPCには、独立したグラフィックボードが搭載されており、これによって高品質なゲームグラフィックをなめらかに描画できるようになります。
GPU性能が高いほどFPS(フレームレート)が向上し、ゲームが滑らかに動作します。一般的に60FPS以上で快適、120FPS以上になると大会や競技にも適したレベルとされています。グラボ選びはゲーミングPCの性能を決定づける、最も重要な選択といえるでしょう。
ゲーミングPCのグラボ選びで失敗しない4つのポイント
ポイント1:プレイしたいゲームの推奨スペックを確認する
グラボ選びの最初のステップは、プレイしたいゲームの推奨スペックを確認することです。ゲームによって必要なグラフィック性能は大きく異なります。たとえばAPEX Legendsのような比較的軽めのeスポーツタイトルと、モンスターハンターワイルズのような重量級タイトルでは、必要なグラボの性能が全く異なります。
推奨スペックぎりぎりのグラフィックボードでは、ユーザーが密集した場面や爆発・エフェクトが重なるシーンで著しくFPSが落ちる場合があるため、推奨スペックを多少上回るグラボを選ぶことが大切です。ゲームの公式サイトや販売ページにある「動作環境」欄で必ず確認しましょう。
ポイント2:使用するモニターの解像度・リフレッシュレートに合わせる
グラボの必要性能は、使用するモニターの解像度によって大きく変わります。解像度が高くなるほど、より多くのピクセルを処理する必要があるため、グラボへの負荷が増大します。また、144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使う場合は、それに見合ったFPSを安定して出せるグラボが必要です。
| 解像度 | おすすめグラボの目安 | 向いているプレイスタイル |
|---|---|---|
| フルHD(1920×1080) | RTX 5060 Ti クラス | eスポーツ系、ゲーム入門者 |
| WQHD(2560×1440) | RTX 5070 クラス | 画質とフレームレートのバランス重視 |
| 4K(3840×2160) | RTX 5080 クラス以上 | 映像美・没入感を最優先したい方 |
ポイント3:VRAM(ビデオメモリ)の容量を確認する
VRAM(Video RAM)はグラボ内蔵の専用メモリで、ゲームの映像を描くために必要なテクスチャや影・光のデータを一時的に置く「作業机」のようなものです。この容量が不足すると、フレームレートが急激に低下したり、テクスチャが粗くなったりする「スタッタリング」と呼ばれるカクつきが発生します。VRAMは購入後に増設することができないため、最初から余裕のある容量を選ぶことが重要です。
2025年現在、ゲーミングPCを購入するなら「最低でも8GB、予算が許すなら12GB以上」を目安にすることが推奨されています。一般的なゲームでは8GB以上、高画質ゲームや将来的な4K環境を見据えるなら16GB以上が望ましいとされています。VRAMが不足するとフレームレート低下やカクつきの原因になるため、将来性も考えると予算が許す限り多めのVRAM容量を選ぶとよいでしょう。
| VRAM容量 | 評価 | 用途の目安 |
|---|---|---|
| 8GB | 今は動くが将来性に不安 | 軽量ゲーム、フルHD標準設定 |
| 12GB | 多くのゲームで快適な新標準 | フルHD高設定〜WQHD中設定 |
| 16GB以上 | 高画質・高解像度へのパスポート | WQHD〜4K、重量級タイトル、将来性重視 |
ポイント4:NVIDIAとAMD、どちらのメーカーを選ぶべきか
グラボのメーカーはNVIDIAとAMDが二大巨頭として知られています。ゲーミング用途での主な特徴は以下の通りです。
| 比較項目 | NVIDIA(GeForce RTX) | AMD(Radeon RX) |
|---|---|---|
| ゲーム向け独自技術 | DLSS 4(AI超解像・マルチフレーム生成)、NVIDIA Reflex | FSR 4(AIアップスケーリング)、Anti-Lag |
| レイトレーシング性能 | 業界最高水準 | RDNA 4世代で大幅に向上 |
| コスパ(ミドル帯) | 普通〜やや高め | やや安め |
| ハイエンド帯 | RTX 5090まで幅広いラインナップ | 超ハイエンドモデルは少ない |
| ゲーム配信・エンコード | NVENC搭載で非常に優秀 | AMF搭載で対応 |
| ユーザーシェア(Steam調査・2024年) | 7割以上(情報豊富) | 約2割程度 |
4Kなどの高画質で高フレームレートを狙う場合はNVIDIAが有力な選択肢です。一方、ミドルスペック帯ではAMDがやや安価でコスパに優れる選択肢となる場面もあります。どちらを選ぶかはプレイするゲームタイトルや用途、予算に応じて判断するとよいでしょう。
【2025年最新】ゲーミングPCおすすめグラボ5選|用途・予算別
ここからは、2025年現在のゲーミングPC市場で注目を集めるグラボを、用途・予算別に5つ厳選して紹介します。以下の比較表を参考にしながら、自分の用途に合ったモデルを見つけてください。なお、価格は市場の変動により変わる場合があります。購入時には必ず最新の情報をご確認ください。
| モデル名 | メーカー | VRAM | アーキテクチャ | 主な対象解像度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5060 Ti(8GB版) | NVIDIA | 8GB GDDR7 | Blackwell | フルHD | コスパ重視・ゲーム入門者 |
| GeForce RTX 5060 Ti(16GB版) | NVIDIA | 16GB GDDR7 | Blackwell | フルHD〜WQHD | 将来性も確保したいミドルクラス志向 |
| GeForce RTX 5070 | NVIDIA | 12GB GDDR7 | Blackwell | フルHD〜WQHD | バランス重視・幅広いゲームを快適にプレイ |
| GeForce RTX 5070 Ti | NVIDIA | 16GB GDDR7 | Blackwell | WQHD〜4K | 高フレームレート・クリエイティブ兼用 |
| Radeon RX 9070 XT | AMD | 16GB GDDR6 | RDNA 4 | WQHD〜4K | コスパ重視でWQHD以上を狙いたい方 |
おすすめ①:GeForce RTX 5060 Ti 8GB|フルHDゲーミングのコスパ王
RTX 5060 Ti(8GB)は、NVIDIA最新世代「Blackwell(ブラックウェル)アーキテクチャ」を採用したミドルハイクラスのグラフィックボードです。フルHD環境でのゲームプレイに最適で、2世代前のRTX 3070 Tiを上回るパフォーマンスを発揮するとされています。
DLSS 4(AIによる超解像・マルチフレーム生成)にも対応しており、対応タイトルではフレームレートをさらに引き上げることが可能です。eスポーツ系タイトル(APEX Legends・VALORANTなど)を高フレームレートでプレイしたい方や、ゲーミングPCデビューの方に向いているモデルといえます。
- メリット:最新世代で価格が比較的抑えめ、DLSS 4対応、省スペース設計のモデルも多い
- デメリット:VRAMが8GBと少なめで、重量級タイトルや高解像度モードでは将来的に不足する可能性がある
- 対処法:現時点で重量級タイトルをメインにプレイしない方・主にeスポーツ系ゲームを楽しむ方なら十分。将来的なアップグレードも視野に入れておくとよいでしょう。
おすすめ②:GeForce RTX 5060 Ti 16GB|VRAM大容量で将来性も安心
RTX 5060 Ti 16GB版は、8GB版と同じGPUコアを搭載しながらも、VRAMを16GBに倍増させたモデルです。モンスターハンターワイルズなど、近年のVRAM消費量が多いタイトルで特にその恩恵が受けられます。フルHD高設定はもちろん、場合によってはWQHD環境でも快適なプレイが期待できる場面があります。
ゲーム配信やライブ配信を並行して行う場合、配信アプリもビデオメモリを消費するため、VRAM 16GBあると余裕をもって運用できる点もメリットです。フルHDでゲームを楽しみつつ、長期的な視点でコスパよく運用したい方に適したモデルです。
- メリット:16GB VRAMで重量級タイトルも安心、コアゲームパフォーマンスは8GB版と同等、DLSS 4対応
- デメリット:8GB版より価格が高くなる傾向がある
- 対処法:予算に余裕があるなら16GB版を選ぶほうが将来的な安心感が高まります。8GB版との差額と将来の延命期間を比較して判断しましょう。
おすすめ③:GeForce RTX 5070|フルHDからWQHDまで快適なミドルハイモデル
RTX 5070は「Blackwellアーキテクチャ」を採用し、12GBのGDDR7メモリを搭載したGPUです。ゲーミングからクリエイティブ制作、VR、AI処理まで幅広く対応できるパワフルなミドルレンジGPUに位置づけられています(ドスパラ公式サイトによると)。
フルHDからWQHD、ウルトラワイドまで快適に遊べるミドルハイクラスのGPUとして評価されており、特にWQHD環境でのゲームプレイを重視する方にバランスの良い選択肢です。DLSS 4のマルチフレーム生成にも対応しており、対応タイトルでは大幅なフレームレートの向上が期待できます。
- メリット:フルHD〜WQHDで幅広いゲームに対応、DLSS 4対応、レイトレーシング性能も良好
- デメリット:RTX 5060 Ti 16GBと比べると価格帯が上がる
- 対処法:WQHDモニターを使う予定がある方や、さまざまなジャンルのゲームを快適にプレイしたい方に特に向いているモデルです。「どのゲームでも高水準の快適さを求めたい」という方の最有力候補といえるでしょう。
おすすめ④:GeForce RTX 5070 Ti|WQHD〜4Kまで対応するミドルハイの最高峰
RTX 5070 Tiは「Blackwellアーキテクチャ」を採用し、16GBのGDDR7メモリを搭載したGPUです。ゲーミングからクリエイティブ制作、VR、AI処理まで幅広く対応できるパワフルなミドルハイレンジGPUと位置づけられています(ドスパラ公式サイトによると)。
前世代のRTX 4070 TiからRTX 5070 Tiへの主な進化点として、CUDAコア数の増加(約17%)、VRAMがGDDR6X 12GBからGDDR7 16GBへの大幅増強(メモリ帯域幅は約77%向上)、そしてDLSS 3からDLSS 4へのアップグレード(マルチフレーム生成に対応)が挙げられます。これにより、WQHDや4Kゲームが非常に快適に動作するようになっています。
- メリット:WQHD〜4Kでも高フレームレートを狙える、16GB VRAMで将来性抜群、クリエイティブ作業にも活用できる
- デメリット:価格帯が高くなる、消費電力も増加する
- 対処法:eスポーツの大会を目指す方や、ストリーマーとして活躍したい方、3DCGや動画編集などクリエイティブ用途も視野に入れている方に最適です。消費電力については、対応する電源容量(750W以上が目安)のゲーミングPCを選ぶことで対処できます。
おすすめ⑤:AMD Radeon RX 9070 XT|WQHD最強コスパのAMD最新世代
RX 9070 XTは、AMDの最新世代「RDNA 4アーキテクチャ」を採用したGPUです。16GBのGDDR6 VRAMを搭載し、第2世代AIアクセラレーター内蔵によるFSR 4対応、第3世代レイトレーシングアクセラレーターによるレイトレーシング性能の大幅向上が特徴です。
ゲーム性能はRTX 5070 Tiに近いとする評価もあり、ラスタライズ主体のゲームではRTX 5070を上回るパフォーマンスを見せる場面もあると報告されています。DLSS 4のマルチフレーム生成非対応タイトルにおいては、RTX 5070 Ti/5070より安価でコスパに優れるとする声もあります。
- メリット:16GB大容量VRAM、RTX 5070 Ti近い性能を低価格で実現できる場合がある、消費電力が控えめな傾向
- デメリット:DLSS 4非対応(FSR 4を使用)、クリエイティブ用途ではNVIDIA RTXに劣る場面がある
- 対処法:主にゲームのみに使用する目的であれば十分な選択肢です。一方で、動画編集やAI処理、ゲーム配信など多目的に使いたい方はNVIDIAを検討することをおすすめします。
ドスパラ「GALLERIA」のグラボ別おすすめゲーミングPC
グラボ選びの方向性が決まったら、次はそのグラボを搭載した信頼性の高いゲーミングPCを選ぶことが大切です。ドスパラが展開するゲーミングPCブランド「GALLERIA(ガレリア)」は、国内生産・豊富なカスタマイズオプション・手厚いサポートで多くのゲーマーから支持されているBTOパソコンブランドです。
RTX 5060 Ti搭載:コスパ重視でゲーミングPCデビューしたい方に
フルHD解像度でeスポーツ系タイトルや人気オンラインゲームを快適にプレイしたい方に向いているモデルです。RTX 5060 Ti 16GB版はVRAMに余裕があるため、モンスターハンターワイルズのような重量級タイトルでも安定したプレイが期待できます。
ドスパラのGALLERIAシリーズは、BTOカスタマイズでメモリやストレージをアップグレードできるため、予算と相談しながら自分好みの構成に仕上げることができます。ゲーミングPCを初めて購入する20代の方や、入門〜中級者に特に人気の価格帯です。
RTX 5070搭載:フルHD〜WQHDでバランスの良いゲームライフを楽しみたい方に
RTX 5070は「ゲーミングからクリエイティブ制作、VR、AI処理まで幅広く対応できるパワフルなミドルレンジGPU」と評価されており(ドスパラ公式サイトによると)、フルHDからWQHD環境まで快適に楽しめる点が強みです。
GALLERIAシリーズでは、Ryzen 7シリーズのCPUと組み合わせたモデルが充実しており、CPUボトルネック(グラボの性能をCPU性能が下回ることで全体の性能が制限される現象)を起こしにくいバランスの取れた構成で提供されています。本格的にPCゲームを楽しみたい方の入門機として、最も手堅い選択肢のひとつです。
RTX 5070 Ti搭載:ハイスペックで長く使いたい・クリエイティブ兼用の方に
RTX 5070 Tiを搭載したGALLERIAは、ゲームや映像編集・3D制作も快適に行える設計とされており、リアルで没入感のあるグラフィック体験を求める方向けのハイエンドモデルです。ドスパラ公式サイトで確認できるGALLERIA XPR7M-R57T-GDシリーズは、CPUにRyzen 7 7700、GPUにGeForce RTX 5070 Ti 16GBを搭載した構成となっています(公式サイトのスペック情報による。構成内容は変更になる場合があります)。
ゲーム性能はもちろん、処理能力も高く、動画編集用PCとしても活用できるレベルの性能が期待できるモデルです。これから数年間にわたって現役で使い続けたい方、eスポーツでの競技性を追求したい方、配信や動画制作も並行して行いたい方に特におすすめです。
グラボを選ぶ際のよくある誤解とその真相
誤解①「グラボは最新・最高スペックを買えばいい」
「せっかくだから最上位のものを」という考え方もありますが、グラボの性能と自分の使用環境(モニターの解像度・リフレッシュレートなど)が合っていなければ、過剰なスペックをもてあましてしまうことになります。たとえば、フルHDモニターしか持っていない場合に最高峰のグラボを搭載しても、その性能を十分に活かしきれない場合があります。
対処法:まず自分が使うモニターの解像度とリフレッシュレートを決め、それに見合ったグラボを選ぶアプローチが、コストパフォーマンスの観点で賢明です。
誤解②「VRAMは8GBあれば十分」
数年前まではVRAM 8GBで多くのゲームを楽しめていましたが、2025年現在のゲームはVRAMの要求量が増加しています。近年の重量級タイトルでは、8GBでは高画質設定時にテクスチャが粗くなったり、カクつきが生じる場面も報告されています。2026年現在の新規購入なら最低12GB、できれば16GBを推奨するという専門家の意見もあります。
対処法:長期間使う予定があるなら、VRAM 12GB以上のモデルを選ぶことで、今後数年間は安心して使い続けられる可能性が高まります。
誤解③「グラボだけ良ければゲームは快適になる」
グラフィックボードは重要なパーツですが、CPU・メモリ・ストレージとのバランスも同様に大切です。たとえば、ゲームにおいてはCPU性能が低すぎるとグラボの性能を十分に引き出せない「CPUボトルネック」が発生することがあります。RTX 5070のような高性能グラボには、相応の性能を持つCPU(Ryzen 7シリーズ以上など)との組み合わせが推奨されています。
対処法:ドスパラのGALLERIAシリーズのように、各グラボに最適なCPUが組み合わされたBTOパソコンを選ぶと、パーツバランスの失敗リスクが低減できます。
グラボ搭載ゲーミングPCに関するよくある質問(FAQ)
Q1. グラフィックボードはあとから交換・増設できますか?
デスクトップ型のゲーミングPCであれば、グラフィックボードは基本的に交換可能です。ただし、交換には電源容量の確認(グラボのTDP+150〜200Wが電源容量の最低ライン)や、PCケースへの収まりの確認が必要です。一方、ノートPC向けのグラフィックボードは基本的に交換できない構造のものがほとんどです。また、VRAMは購入後に増設することができないため、最初から余裕のあるモデルを選ぶことが重要です。
Q2. DLSS(ディー・エル・エス・エス)とFSRって何ですか?
DLSSはNVIDIAが開発したAI超解像技術で、低い解像度で描画した映像をAIで高品質に引き上げることでフレームレートを向上させる機能です。最新のDLSS 4では「マルチフレーム生成」と呼ばれる技術が搭載されており、AIを活用してフレーム間に最大3つの新しいフレームを生成し、ゲームのフレームレートを大幅に向上させることができます。FSRはAMDが開発した同様の技術で、こちらはNVIDIA製GPUでも使用できる点が異なります。いずれもゲームタイトル側の対応が必要です。
Q3. グラボ搭載ゲーミングPCの適切な予算は?
用途によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。eスポーツ系ゲームを楽しみたい入門者向けにはRTX 5060 Ti搭載モデル(15万〜20万円前後)、フルHD〜WQHDでバランス良く遊びたい方にはRTX 5070搭載モデル(25万〜35万円前後)、高解像度・高フレームレート・クリエイティブ兼用を求める方にはRTX 5070 Ti搭載モデル(35万〜45万円前後)が参考の目安となります。価格は市場の変動や構成により異なりますので、購入時には最新情報をご確認ください。
Q4. BTOパソコンと市販ゲーミングPCの違いは?
BTO(Build To Order)パソコンとは、注文時にCPUやメモリ・ストレージなどの構成をカスタマイズできる受注生産型のパソコンです。ドスパラのGALLERIAシリーズはBTOパソコンの代表格で、用途や予算に応じて自分だけの構成を選べるのが大きなメリットです。市販の完成品PCと比べて、同等スペックで割安になることも多く、後からのパーツ交換もしやすい傾向があります。
Q5. グラボの「Ti」モデルは何が違うの?
Tiモデルは、同じ型番の非Tiモデルより高性能な上位版です。CUDAコア数やVRAM容量が増え、処理能力が向上しています。たとえばRTX 5070 TiはRTX 5070よりも高速で、高解像度やレイトレーシング向けの性能を備えています。ただし、価格や消費電力も増加するため、用途や予算に応じた選択が重要です。一般的なゲーミング用途ならTiなしモデルでも十分な場面も多くあります。
Q6. ゲームの配信・実況もしたいのですが、どのグラボがおすすめですか?
配信・実況を行う場合は、NVIDIAのRTX系グラボに搭載されている「NVENC(NVIDIAエンコーダー)」の活用が推奨されています。RTX 5060 Ti 16GB以上のモデルが、本格的な配信用途に適しているとする声があります。配信アプリもビデオメモリを消費するため、VRAM 8GBでは画質を落とす必要が生じる場合があり、16GB搭載モデルが安心です。
まとめ:自分に合ったグラボ搭載ゲーミングPCを選ぼう
この記事では、ゲーミングPCのグラボ選びについて解説してきました。最後に重要なポイントを整理します。
- グラフィックボードはゲーミングPCの性能を左右する最重要パーツ
- まず「プレイしたいゲーム」「使うモニターの解像度」「予算」を明確にする
- VRAMは最低でも8GB、将来性を考えるなら12〜16GB以上を推奨
- フルHD→RTX 5060 Ti、WQHD→RTX 5070、4K→RTX 5070 Ti以上が目安
- NVIDIAはDLSS 4・NVENC対応でゲーム・配信用途に強み、AMDはコスパ面で魅力的な選択肢
- BTOパソコンはパーツバランスが最適化されていて初心者にも安心
自分のプレイスタイルや予算に合ったグラボを選ぶことで、毎日のゲームライフが大きく変わります。初めてのゲーミングPC購入でも、豊富なラインナップと丁寧なカスタマイズ対応が揃うドスパラの「GALLERIA」シリーズなら、自分だけの最適な一台を見つけることができます。
気になるモデルはぜひドスパラ公式サイトで最新のスペック・価格・在庫状況をご確認ください。


