市販シアリスの1錠約1,450円は続けるには高いと感じて、もっと安いジェネリックを探し始めたものの、タダラフィル、シルデナフィル、国内製、海外製と種類が多くて選べない。結局どのジェネリックがいいのかと迷っていませんか。
結論から言うと、ED治療薬のジェネリックは「有効成分(タダラフィルかシルデナフィルか)」で選び、次に「国内製か海外製か」を確認するのがおすすめの選び方です。海外製はオンライン診療で1錠数百円からと安い一方、国内未承認薬で、重い副作用が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外になります。この記事を読めば、ジェネリックの種類ごとの違い、値段の目安、自分に合う選び方がはっきりします。
この記事でわかること
- ジェネリックの選び方の結論
- 成分ごとの種類と特徴
- オンライン診療での値段の目安
- 国内製と海外製の違い
- 目的別の選び方と注意点
- ジェネリックを扱う主なクリニック
ジェネリックは「成分」で選び、「国内製か海外製か」を確認する
ED治療薬のジェネリックを選ぶときは、まず有効成分を決め、そのうえで国内承認品か海外製の未承認薬かを確認するのが基本です。
ジェネリック(後発医薬品)は、先発品と同じ有効成分を使った薬です。ED治療薬では、シアリスと同じ成分のタダラフィル、バイアグラと同じ成分のシルデナフィルが代表的です。どれが合うかは体質や使い方によって異なり、最終的には医師が問診のうえで判断します。
選ぶ順番の目安は次のとおりです。
- 有効成分を決める(タダラフィルかシルデナフィルか)
- 用量を医師と相談する
- 国内製か海外製かを選ぶ
- 診察料・送料を含めた総額でクリニックを比べる
なお、市販されているED治療薬はエスエス製薬のシアリス10mg(先発品)だけで、ジェネリックは市販されていません。ジェネリックを使いたい場合は、オンライン診療や対面のクリニックで処方を受ける必要があります。
ED治療薬ジェネリックの種類と特徴
オンライン診療で処方される主なジェネリックは、タダラフィル、シルデナフィル、バルデナフィルの3成分です。用量は、ED治療薬を製造販売する4社の資料にある国内の先発品の規格を記載しています。
| 有効成分 | 先発品 | 主な用量 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| タダラフィル | シアリス | 5mg・10mg・20mg | 市販シアリスと同じ成分。エスエス製薬によると、10mgで効果は最大36時間、食事の影響を受けにくい |
| シルデナフィル | バイアグラ | 25mg・50mg | オンライン診療では1錠あたりの値段が比較的安い傾向がある |
| バルデナフィル | レビトラ | 5mg・10mg・20mg | 扱うクリニックは限られる。処方の有無は各公式サイトで確認 |
どの成分も、性的刺激があったときに勃起を助ける薬で、EDそのものを治す薬ではありません。性欲を高める薬でもありません。飲むタイミングや食事との関係は成分によって違うため、処方時の医師・薬剤師の説明に従いましょう。
タダラフィルには5mgという低い用量もある
タダラフィルには5mgという低い用量もあり、オンライン診療で取り扱いのあるクリニックもあります。国内のシアリスの添付文書では、ED治療の飲み方は性行為の約1時間前の服用とされており、市販シアリスの公式FAQでも連日の服用は推奨されていません。毎日飲む使い方を希望する場合は、医師に相談しましょう。

値段の目安はタダラフィル10mgで1錠約600〜1,200円
オンライン診療のジェネリックは、市販シアリス(1錠あたり約1,452円)より安いことが多く、シルデナフィルなら1錠数百円からあります。
| クリニック | タダラフィル(1錠) | シルデナフィル(1錠) | 国内製の掲載 |
|---|---|---|---|
| DMMオンラインクリニック | 10mg・20mg 618〜1,122円(海外製・10錠まとめ買いで10mg 749円の表示も) | 255〜770円 | あり(価格は海外製より高い) |
| クリニックフォア | 10mg 968円 | 50mg 858円 | 公式サイトで確認 |
| レバクリ | 海外製10mg 825円(バラ)/742円(定期)/577円(150錠)、20mg 1,023円(バラ) | 25mg 352円・50mg 748円(バラ) | あり(タダラフィル10mg 913円・バラ) |
| ユナイテッドクリニック | 10mg 来院の初診750円〜、電話診療1,150〜1,250円 | 25mg 来院の初診290円〜、電話診療390〜490円 | 公式サイトで確認 |
| イースト駅前クリニック | 10mg 900〜1,200円、20mg 900〜1,600円(院により異なる) | 25mg 440円〜 | あり(低用量タダラフィル) |
市販シアリスと5つのオンライン診療をまとめて比べたい人は、市販のED治療薬おすすめ6選をご覧ください。
(2026年10月時点・各公式サイトより。税込。最新の料金は公式サイトで確認してください)
まとめ買いや定期配送で1錠あたりが安くなるクリニックもありますが、初めての薬は少ない数から試すほうが安心です。診察料(クリニックフォアは1,650円、対象の再診は無料)や送料も含めて比べましょう。

国内製と海外製の違いは「承認」と「救済制度」
国内製ジェネリックは日本で承認された薬、海外製ジェネリックは医師が輸入した国内未承認薬で、万一のときの公的な救済に違いがあります。
| 項目 | 国内製ジェネリック | 海外製ジェネリック |
|---|---|---|
| 日本での承認 | 承認されている | 承認されていない(国内未承認薬) |
| 医薬品副作用被害救済制度 | 対象になりうる | 対象外 |
| 値段 | 海外製より高めのことが多い | 安いものが多い |
| 入手方法 | クリニックの処方 | 医師が輸入し、診察のうえ処方 |
医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使ったのに副作用で健康被害が出た人に、医療費などを給付する公的な制度です。レバクリは公式サイトで、海外製の薬で重い副作用が出た場合はこの制度の対象外になると明記しています。厚生労働省も、個人輸入された医薬品による健康被害は救済の対象にならないとしています。
海外製でも、オンライン診療では医師が診察したうえで処方します。DMMオンラインクリニックは、海外製について日本の第三者機関で有効成分の含有を確認していると案内しています。それでも、救済制度を重視するなら国内製を選べるクリニックを検討しましょう。

目的別のジェネリックの選び方
どのジェネリックが向いているかは、「値段」「使い方」「安心感」のどれを優先するかで変わります。
| 優先したいこと | 選び方の目安 |
|---|---|
| 市販シアリスと同じ成分で安くしたい | タダラフィル10mgのジェネリック |
| 1錠あたりの値段をできるだけ抑えたい | シルデナフィルや、海外製のまとめ買い・定期配送(未承認薬である点は理解したうえで) |
| 食事の時間を気にせず使いたい | タダラフィル(食事の影響を受けにくいとされる) |
| 救済制度の対象になる薬がいい | 国内製ジェネリック |
| 10mgでは合わなかった | 20mgなど用量を医師と相談 |
市販シアリスでは、4〜8回を目安に使っても十分な効果がなければ相談するよう案内されています。ジェネリックでも、合わないと感じたら自己判断で量を増やさず、医師に相談してください。
ジェネリックを使う前に知っておきたい注意点
ジェネリックでも先発品と同じ有効成分なので、飲み合わせや副作用の注意点は同じです。
- 狭心症などで使う硝酸剤(ニトログリセリン、ニコランジルなど)とは併用できない。血圧が下がりすぎるおそれがある
- 心臓病がある人、軽い運動で息苦しくなる人は必ず医師に相談する
- 市販シアリスの国内臨床試験では、頭痛、ほてり、消化不良、鼻づまりなどの副作用が報告されている
- 勃起が4時間以上続く、急に視力が落ちた場合は、直ちに医療機関を受診する
- 1日の服用回数や間隔は、医師の指示を守る
また、医師の処方なしに売る個人輸入・海外通販サイトは使わないでください。ED治療薬を製造販売する4社の2016年の合同調査では、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品で、「海外製のジェネリック」と偽って売られているものもあったと報告されています。

ジェネリックを扱う主なオンライン診療
次の5院はいずれもED治療薬のジェネリックを扱う自由診療のクリニックです。並び順は順位ではありません。
- DMMオンラインクリニック:海外製と国内製の両方を掲載。最短当日到着。公式サイト
- クリニックフォア:14時までの決済で当日発送。支払い方法が多い。公式サイト
- レバクリ:診察料0円。海外製の定期・まとめ買いと、国内製タダラフィルを掲載。公式サイト
- ユナイテッドクリニック:電話で診療、送料無料。全国10院で来院もできる。公式サイト
- イースト駅前クリニック:全国40院以上+オンライン。国内製の低用量タダラフィルを扱う。公式サイト
いずれも医師の診察の結果、処方できない場合があります。海外製を処方される場合は国内未承認薬で救済制度の対象外になることを確認し、納得したうえで選びましょう。


よくある質問(FAQ)
ジェネリックは先発品より効果が弱いですか?
ジェネリックは先発品と同じ有効成分を使った薬です。国内製のジェネリックは、日本で承認を受けたものです。一方、海外製は国内未承認薬で、日本の承認審査を受けていません。効果の感じ方には個人差があるため、合わないと感じたら医師に相談しましょう。
市販でED治療薬のジェネリックは買えますか?
買えません。2026年10月時点で市販されているED治療薬は、エスエス製薬のシアリス10mg(先発品)だけです。タダラフィルやシルデナフィルのジェネリックは、医療機関で処方を受ける必要があります。ドラッグストアで売られている精力剤やサプリは、ED治療薬ではありません。
タダラフィルとシルデナフィルはどちらがおすすめですか?
一概にどちらがよいとは言えません。タダラフィルは市販シアリスと同じ成分で、食事の影響を受けにくいとされます。シルデナフィルはオンライン診療で1錠あたりの値段が比較的安い傾向があります。持病や飲んでいる薬によって合う薬は変わるため、問診で医師に相談して決めましょう。
海外製ジェネリックで副作用が出たらどうなりますか?
まずは処方を受けたクリニックや近くの医療機関に相談してください。海外製は国内未承認薬のため、重い副作用が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外です。勃起が4時間以上続く、急に視力が落ちたといった場合は、ただちに医療機関を受診しましょう。
まとめ:成分を決め、国内製か海外製かを納得して選ぶ
ED治療薬のジェネリックは、成分と、国内製か海外製かを確認して選ぶのがおすすめです。
- 主な成分はタダラフィル(シアリス系)とシルデナフィル(バイアグラ系)
- タダラフィル10mgは1錠約600〜1,200円が目安で、市販シアリスより安いことが多い
- 海外製は国内未承認薬で、医薬品副作用被害救済制度の対象外
- 救済制度を重視するなら、国内製を選べるクリニックを検討する
- 硝酸剤との併用は禁止。心臓病がある人は必ず医師に相談
- 個人輸入サイトは偽造品のリスクが高いので使わない
まずは数回試したいだけなら市販シアリスでも十分です。続けて使うなら、気になるクリニックの公式サイトで、ジェネリックの値段と国内製の有無を確認してみてください。医師の診察の結果、処方できない場合もあります。