市販シアリスを買いに行こうとしたところで、オンライン診療ならもっと安く処方してもらえると聞き、どちらを選べば損をしないのか決めきれずにいる。「結局どっちが安いの?」と迷っていませんか。
結論から言うと、1錠あたりの薬代はオンライン診療のタダラフィル(約600〜1,200円)が、市販シアリス(約1,452円)より安くなることが多く、使う回数が多いほど差は大きくなります。ただし、診察料・送料を足すと少ない回数では差が小さくなり、オンライン診療の海外製ジェネリックは国内未承認薬で副作用被害救済制度の対象外という違いもあります。この記事を読めば、使う回数別の総額と、価格以外も含めた選び方がはっきりします。
この記事でわかること
- 市販とオンライン診療、どっちが安いかの結論
- 1錠あたりの価格と総額の比較
- 使う回数別・1年間の費用の目安
- 価格以外の違い(薬・用量・手間・受け取り)
- 市販が向いている人・オンライン診療が向いている人
- オンライン診療を選ぶときの注意点
多くの場合はオンライン診療のほうが安いが、少ない回数なら差は小さい
薬代を比べると、多くの場合はオンライン診療のほうが市販シアリスより安くなります。
市販シアリスは1箱4錠で税込5,808円、1錠あたり約1,452円です。一方、オンライン診療で処方されるタダラフィル10mgは、各公式サイトで1錠あたり約600〜1,200円と案内されています(2026年10月時点・各公式サイトより)。
ただし、オンライン診療では次のような費用が薬代とは別にかかることがあります。
- 診察料(0円のクリニックもあれば、1,650円などかかるクリニックもある)
- 送料(無料〜1,100円程度)
- 代金引換などの決済手数料
そのため、4錠程度の少ない回数では、市販との差は数百円〜2,000円台にとどまります。月に何度も使うほど、1錠あたりの差が積み重なり、オンライン診療のほうが安くなります。
1錠あたりの価格と追加費用を一覧で比較
市販シアリスと主なオンライン診療の料金を並べると、薬代はオンライン診療が安く、追加費用はクリニックごとに大きく違います。
以下は2026年10月時点で各公式サイトに掲載されていた料金です(税込)。最新の料金は各公式サイトで確認してください。
| 購入先 | タダラフィル10mg 1錠あたり | 診察料 | 送料 |
|---|---|---|---|
| 市販シアリス | 約1,452円(先発品) | なし | 店頭はなし |
| DMMオンラインクリニック | 618〜1,122円(10mg/20mg) | 0円 | 550円 |
| クリニックフォア | 968円 | 1,650円 | 公式サイトで確認を |
| レバクリ | 825円(海外製・バラ)/913円(国内製・バラ) | 0円 | 全国一律550円 |
| ユナイテッドクリニック | 来院の初診750円〜、電話診療1,150〜1,250円 | 0円 | 無料 |
| イースト駅前クリニック | 900〜1,200円(院により異なる) | 0円(薬を買わない場合3,300円がかかることあり) | 1,100円(初診で薬代1万円以上は無料) |
市販シアリスと5つのオンライン診療をまとめて比べたい人は、市販のED治療薬おすすめ6選をご覧ください。
オンライン診療の安さの理由は、主に海外製ジェネリックが使われていることにあります。レバクリのように、定期配送(10mg 1錠742円)やまとめ買い(150錠で1錠577円)でさらに単価が下がるクリニックもあります。
市販シアリスは国内で承認された先発品で、診察料も送料もかかりません。そのぶん1錠の単価は高めになっています。


使う回数別に計算すると、月8錠以上ではっきり差がつく
使う回数が増えるほどオンライン診療が有利になり、月8錠程度になると数千円単位の差が出ます。
公式サイトの料金をもとに、1か月に使う錠数ごとの費用を試算しました(2026年10月時点・税込)。オンライン診療は、診察料・送料が公式サイトで確認できたレバクリ(海外製・バラ)とクリニックフォアを例にしています。
| 1か月の錠数 | 市販シアリス | レバクリ(海外製・バラ+送料550円) | クリニックフォア(968円+診察料1,650円) |
|---|---|---|---|
| 4錠 | 5,808円(1箱) | 3,850円 | 5,522円+送料 |
| 8錠 | 11,616円(2箱・2回購入) | 7,150円 | 9,394円+送料 |
| 12錠 | 17,424円(3箱・3回購入) | 10,450円 | 13,266円+送料 |
クリニックフォアの送料は公式サイトのED治療ページで確認できなかったため、表には含めていません。また、診察料1,650円は初回を想定した計算で、オンライン自由診療の再診は無料と案内されています。市販シアリスは1回の購入が1箱までなので、8錠以上を用意するには購入手続きを複数回行う必要があります。
1年間で比べた場合の目安
月4錠を1年間(48錠)使うと仮定すると、市販シアリスは12箱で69,696円です。レバクリの海外製バラ(825円)を毎月4錠ずつ注文した場合は、薬代39,600円+送料6,600円(550円×12回)で46,200円となり、年間で2万円以上の差になります。
まとめ買いや定期配送を使えば、オンライン診療の費用はさらに下がります。ただし、医師の判断で処方できない場合や、処方される薬・用量が希望と異なる場合もあります。試算は目安として参考にしてください。
価格以外の違いは薬の種類・用量・手間・受け取り方
市販とオンライン診療は、価格だけでなく、薬の承認状況や選べる用量、購入の手間にも違いがあります。
| 比較項目 | 市販シアリス | オンライン診療 |
|---|---|---|
| 薬 | シアリス(国内承認の先発品) | タダラフィルのジェネリックが中心(海外製は国内未承認)。国内製を選べるクリニックもある |
| 副作用被害救済制度 | 適正に使用した場合は対象 | 海外製(国内未承認薬)は対象外 |
| 用量 | 10mgのみ | 10mg・20mgなどから医師が判断 |
| ほかの薬 | なし | シルデナフィル(バイアグラのジェネリック)なども相談できる |
| 確認する人 | 薬剤師(チェックシート+対面またはオンライン面談) | 医師(ビデオ通話や電話などの診察) |
| 購入できる量 | 1回1箱(4錠)まで | 医師の判断の範囲でまとめて処方されることもある |
| 受け取り | 店頭で受け取り、またはAmazonで配送 | 自宅などに配送。中身がわかりにくい梱包を選べるクリニックもある |
| すぐ手に入るか | 店頭なら薬剤師の確認後その場で購入できる | 配送のため到着まで時間がかかる(当日〜数日) |
市販シアリスの強みは、国内承認の先発品であることと、店頭ならその日のうちに手に入ることです。オンライン診療の強みは、1錠あたりの安さ、用量や薬の種類を医師と相談できること、自宅で受け取れることです。
なお、ED治療は市販・オンライン診療ともに保険の対象外で、オンライン診療は自由診療になります。

たまに使う・まず試すなら市販、よく使う・安さ重視ならオンライン診療
使う頻度と、何を重視するかで選ぶと迷いません。
| こんな人 | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| 月に1〜2回程度しか使わない | 市販シアリス |
| まず一度、自分に合うか試したい | 市販シアリス |
| 国内承認の先発品を使いたい | 市販シアリス |
| 今日・明日のうちに手に入れたい | 市販シアリス(店頭) |
| 月に何度も使うので費用を抑えたい | オンライン診療 |
| 10mgでは効果が物足りない | オンライン診療・医療機関 |
| 店頭で薬剤師と話すのに抵抗がある | オンライン診療、またはAmazonの市販シアリス |
エスエス製薬の公式FAQでは、4〜8回を目安に使っても十分な効果がなければ、医師または薬剤師に相談するよう案内されています。市販シアリスで試して効果を確かめ、回数が増えてきたらオンライン診療に切り替えるという使い分けも現実的です。
オンライン診療を選ぶなら、国内未承認薬と総額を確認する
オンライン診療を選ぶときは、処方される薬が海外製か国内製か、そして診察料・送料を含めた総額を必ず確認しましょう。
- 海外製ジェネリックは国内未承認薬で、重い副作用が出ても医薬品副作用被害救済制度の対象外になる
- 国内製のジェネリック(国内承認品)を選べるクリニックもある(例:レバクリの国内製10mgはバラで1錠913円)
- 診察料・送料・決済手数料を含めた総額で比べる
- 医師の診察の結果、処方できない場合もある
また、安さを理由に個人輸入や海外通販サイトを利用するのは避けてください。厚生労働省は、個人輸入された医薬品には偽造品や有害な成分を含むものがあるおそれがあり、健康被害が起きても救済制度の対象にならないと注意を呼びかけています。
市販・オンライン診療のどちらでも、硝酸剤(ニトログリセリンなど)を使っている人はシアリスを併用できません。心臓病がある人は、購入前に医師に相談してください。服用後に勃起が4時間以上続く場合や、急に視力が低下した場合は、直ちに医療機関を受診しましょう。


よくある質問(FAQ)
市販シアリスとオンライン診療のタダラフィルは効果が違いますか?
どちらも有効成分はタダラフィルです。市販シアリスは処方薬のシアリス10mgと同じ成分・同じ量で、効果も同じとされています(エスエス製薬公式FAQ)。オンライン診療のジェネリックは同じ成分の別製品で、海外製は国内未承認薬です。効果や副作用の感じ方には個人差があるため、医師の説明を受けて選びましょう。
オンライン診療の初回だけ安いということはありますか?
あります。たとえばユナイテッドクリニックのタダラフィル10mgは、来院の初診なら750円〜ですが、電話診療は再診価格(1,150〜1,250円)になると公式サイトに記載されています(2026年10月時点)。2回目以降の価格は初回と異なる場合があるため、継続して使う予定なら、再診時の価格も公式サイトで確認しておきましょう。
市販で買えなかった場合、オンライン診療なら処方してもらえますか?
必ず処方されるわけではありません。市販シアリスの購入で薬剤師に止められた理由が、持病や併用している薬の場合は、医師の判断でも処方できないことがあります。まずは主治医や医療機関に相談し、安全に使えるかを確認してもらいましょう。
市販シアリスとオンライン診療の薬を併用してもいいですか?
併用しないでください。市販シアリスの公式FAQでは、ほかのED治療を受けている人は相談が必要とされており、1日1錠まで・服用間隔24時間以上というルールもあります。オンライン診療で処方を受けている場合は、市販薬を追加で買う前に処方した医師に相談しましょう。
まとめ:回数が多いならオンライン診療が安い、少なければ市販で十分
シアリスの費用は、1錠あたりではオンライン診療が安いことが多く、使う回数が多いほど市販との差が広がります。
- 市販シアリスは1錠約1,452円、オンライン診療のタダラフィルは約600〜1,200円
- 4錠程度なら差は数百円〜2,000円台、月8錠以上ではっきり差がつく
- 月4錠を1年続けると、例では2万円以上の差になる
- 市販は国内承認の先発品・店頭ですぐ買える・10mgのみ
- オンライン診療は用量を相談でき自宅で受け取れるが、海外製は国内未承認薬で救済制度の対象外
- 比べるときは診察料・送料を含めた総額で
月に何回くらい使うかを目安に、少なければ市販シアリス、多ければオンライン診療の料金ページで総額を確認してみてください。どちらを選んでも、持病や飲んでいる薬は薬剤師や医師に正直に伝え、医師の診察で処方できない場合もあることを理解したうえで、無理のない方法を選びましょう。